PR 光回線全般

自宅の光回線で光電話を導入してみよう!

  • 光電話で何ができるのか?(どこに発信できるのか?)
  • 光電話の料金はどれくらいか?
  • 光電話の申し込み方法や必要な機器を知りたい

こんな悩みを解決できる記事になっています!

昨今、スマホの普及に伴い自宅の固定電話の必要性がないという方も増えていますが、まだまだ固定電話は必要という方もおられると思います。

そんな方に、光電話は安価な料金で提供される高品質な電話サービスとなっており、おすすめできます。

本記事を読むことで、次のことが理解できるようになります。

本記事で理解できること

  • 光電話とは何か
  • 光電話のメリット
  • 光電話のデメリット
  • 光電話のサービスを利用する手順

光電話とは?

光電話とは、光回線(光ファイバーを使った回線)を利用した高品質な固定電話サービスのことです。

自宅でインターネットを利用するために必要な光回線サービスのオプションサービスの1つとして光電話を利用することができます。

光電話は、既存のアナログ回線を利用した固定電話に代わるサービスとして注目されています。

参考

NTT東日本/NTT西日本から2024年に電話回線はアナログ回線からIP網に切り替わるとアナウンスされており、既存のアナログ回線を利用した固定電話から光電話への移行はますます加速すると思われます。

NTT東日本:固定電話(加入電話・INSネット)のIP網移行

NTT西日本:固定電話(加入電話・INSネット)のIP網移行

昨今、携帯電話の普及に伴い自宅の固定電話の需要は減少傾向にありますが、まだまだ必要な人もいらっしゃるかと思います。

特に既存のアナログ電話を利用している方は、光電話への移行をこの機会に検討してみてはいかがでしょうか。

光電話のサービス提供内容

光電話は、光回線を使った高品質な固定電話サービスで、インターネット接続のための光回線サービスのオプションサービスとして低価格で提供されています。

もし光回線を契約していて固定電話を利用したい方は、契約している光回線で提供されている光電話を利用するのがよいでしょう。

光電話の基本的なサービス内容

光電話は、光回線サービスのオプションの1つとして提供されています。

光電話の提供される主なサービス内容は、次の通りです。

光電話の主なサービス内容

  • 電話回線を1回線提供
  • 固定電話相当の音声品質で通話が可能
  • 緊急通報(110番・118番・119番)、フリーダイヤルなどの利用も可能

光電話を提供する各事業者の基本の月額利用料金は550円程度通話料金は8.8円/3がほとんどです。

光回線サービス代表的な光電話月額基本料金通話料金光電話対応の機器レンタル費
ドコモ光ドコモ光電話550円(税込)/月8.8円(税込)/3分(※1)330円(税込)/月(※2)
ソフトバンク光ホワイト光電話513円(税込)/月8.8円(税込)/3分(※1)513円(税込)/月(※3)
IIJmioひかりIIJmioひかり電話550円(税込)/月8.8円(税込)/3分(※1)330円(税込)/月(※2)
GMOとくとくBB光GMOひかり電話550円(税込)/月8.8円(税込)/3分(※1)330円(税込)/月(※2)
ビッグローブ光ビッグローブ光電話550円(税込)/月8.8円(税込)/3分(※1)無料
auひかりauひかり電話550円(税込)/月8.8円(税込)/3分(※1)513円(税込)/月(※4)
NURO光NURO光でんわ550円(税込)/月(※5)
330円(税込)/月(※6)
8.8円(税込)/3分(※1)無料
(※1) 国内の固定電話への発信の場合
(※2) 無線LAN機能付き
(※3) 光BBユニットレンタル
(※4) auスマートバリュー/自宅セット割インターネットコース適用中だと利用料が永年無料!
(※5) 北海道・東北・関東
(※6) 東海・関西・中国・九州

光電話の代表的な付加サービスの内容

光電話には付加サービスも用意されており、代表的なものには以下があります。

サービス名(※7)サービス内容(※7)
ナンバー・ディスプレイかけてきた相手の電話番号を電話機に表示
ナンバー・リクエスト番号非通知の場合は自動音声で電話を取らずに対応
キャッチホン通話中にかかってきた電話に対応
ボイスワープかかってきた電話を指定した電話番号へ転送
迷惑電話おことわりサービスしつこい迷惑電話は自動音声で電話を取らずに対応
着信お知らせメール外出中に着信があったことをメールでお知らせ
(※7) サービス名やサービス内容は事業者によって多少異なる場合あり

光電話の構成と仕組み

光電話サービスの自宅内の機器構成としては、

『光回線』 ⇔ 『ONU』 ⇔ 『ホームゲートウェイ』 ⇔ 『電話機』

という構成になっています。

回線事業者によっては名称が異なっていたり、機能が1つの機器に縮退していたりする場合もありますが、光電話を実現する機器構成の機能分担になっています。

『ONU』は、光回線を終端し、『ホームゲートウェイ』と音声のデジタル信号の通信をします。

『ホームゲートウェイ』は、音声のデジタル信号とアナログ信号の変換をし、『ONU』との間はデジタル信号で通信をし、『電話機』との間はアナログ信号で通信をします。

『電話機』は、利用者が電話をするのに使用して、『ホームゲートウェイ』と音声のアナログ信号の通信をします。

光電話とアナログ電話(NTTの固定電話)との違い

光電話とアナログ電話(NTTの固定電話)の違いについて説明します。

光電話とアナログ電話(NTTの固定電話)は、どちらも高品質な固定電話サービスですが、 大きな違いは、自宅に引き込む回線の種類で、光電話は光ファイバーを利用した光回線を使うのに対して、アナログ電話はメタル線(銅線)を利用した電話回線を使います

料金も違い、アナログ電話より光電話の方が安いです。

ただし、光電話はインターネット接続のための光回線の契約が前提となっています。

月額基本料金通話料金初期費
光電話550円(税込)程度/月8.8円(税込)/3分(※1)工事費:数千円
アナログ電話(※8)1,870円(税込)/月9.35円(税込)/3分(※1)契約料:880円
施設設置負担金(電話加入権):39,600円
(※1) 国内の固定電話への発信の場合
(※8) 加入電話プッシュ回線用(住宅用・3級取扱所)の場合

光電話とひかり電話との違い

読み方が同じなので混乱しがちですが、光電話とひかり電話の違いについて説明します。

ひかり電話は、NTT東日本/NTT西日本が提供している光回線を使った電話サービスです。

一方、光電話はNTT東日本/NTT西日本以外が提供している光回線を使った電話サービスです。

サービス内容はほぼ同じで、サービス名称が違うだけです。

光電話も提供している事業者によって各々別のサービス名を使っているケースもあり、総称して『光電話』と言っています。

参考

光電話とひかり電話はともに音声をデジタル信号でやりとりするIP電話になりますが、IP電話には050番号を使用した電話サービスもあります。

0ABJ番号のように市外局番がないため、日本全国で同じ番号で使用することが可能です。

050番号のIP電話は、アナログ電話や光電話のような固定電話サービスほどサービス品質は高くはありませんので注意が必要です。

光電話サービスを利用するのに必要なこと

光電話サービスを利用するには、以下が必要になります。

光電話を利用するのに必要なこと

  1. 光回線の契約
  2. 光電話対応のホームゲートウェイのレンタル
  3. 電話機の準備

光電話の契約

光電話サービスを利用するには、光回線の契約が必要になります。

契約した光回線のオプションに光電話サービスがあるので併せて申し込むことで光電話サービスを利用できるようになります。

なお、光回線の種類には、『フレッツ光』、『光コラボ』、『電力系の光回線』、『独自(ダークファイバー)の光回線』の4種類があり、自分に合った光回線を選ぶようにしましょう。

光電話対応のホームゲートウェイのレンタル

光電話を利用するには光電話対応のホームゲートウェイが必要です。

光電話を利用するのに必要となるホームゲートウェイは、光回線事業者からレンタルすることが可能ですので、契約した光回線サービスで詳細を確認しましょう。

電話機の準備

実際に電話をするのに電話機が必要です。

電話機は自分で準備しましょう。

アナログ電話回線に接続できる一般的な家庭用電話機をそのまま利用することができます。

ただし、ダイヤルが回転式の黒電話など利用できない機種もありますので注意しましょう。

光電話の電話番号はどうなるのか?

光電話の番号は、0AB~J形式の10桁の番号です。市外局番も含まれます。

光電話では、アナログ電話で使用していた0AB~Jの番号を引き継ぐことが可能です。

電話番号を引き継ぐことができるかどうかは、どこで電話番号を取得したかに依存します。

電話番号を取得する場所

  1. NTTのアナログ電話(加入電話)で電話番号を取得
  2. 光電話で電話番号を取得

光電話で電話番号を引き継ぐことができるケース

  • NTTのアナログ電話(加入電話)で電話番号を取得

NTTのアナログ電話(加入電話)で電話番号を取得した場合、異なる複数の回線事業者を跨いだとしても引き継ぐことができます

例えば、

『NTTのアナログ電話』⇒『ビッグローブ光電話』⇒『NURO光電話』⇒『GMOひかり電話』

と変更しても、NTTのアナログ電話で電話番号を取得した番号は引き継ぐことが可能です。

ただし、異なる市区町村への引っ越しなどで市外局番が変わる場合は電話番号を引き継ぐことはできません

光電話のメリット

光電話のメリットを4つ紹介します。

光電話のメリット

  • 基本月額料金が安い
  • 固定電話への通話料が安い
  • NTTのアナログ電話の番号をそのまま利用可能
  • 電話加入権が不要

基本月額料金が安い

光電話はNTTのアナログ電話に比べて基本月額料金が安いです。

光電話は、月550円程度で利用できます。

固定電話への通話料が安い

光電話は、NTTのアナログ電話やスマホ(携帯電話)と比較すると、固定電話への通話料が安いです。

通話料金
光電話8.8円(税込)/3分(※1)
アナログ電話(※8)9.35円(税込)/3分(※1)
スマホ(携帯電話)30~40円(税込)/1分(※1) (※9)
(※1) 国内の固定電話への発信の場合
(※8) 加入電話プッシュ回線用(住宅用・3級取扱所)の場合
(※9) プランによって通話料金は変わります

アナログ電話の番号をそのまま利用可能

市外局番が同じなら、NTTのアナログ電話で使用していた電話番号を光電話でも引き継ぎ使用することが可能です。

電話加入権が不要

光電話では、NTTのアナログ電話(加入電話)で必要だった高額な電話加入権(施設設置負担金)は不要です。

電話加入権は、39,600円です。

光電話のデメリット

光電話のデメリットを4つ紹介します。

光電話のデメリット

  • 他の光電話へ移行する場合、番号は引き継げない可能性がある
  • 停電になる(電源が落ちる)と利用できない
  • 光回線の契約をする必要がある
  • 発信不可の番号がある

他の光電話へ移行する場合、番号は引き継げない可能性がある

光電話に電話を変える場合、電話番号を引き継げないケースがあります。

電話番号を引き継げないのは以下のケースです。

  • 使用している電話番号がNTTのアナログ電話(加入電話)で取得した電話番号ではない
  • 異なる市区町村への引っ越しなどで市外局番が変わる

停電になる(電源が落ちる)と利用できない

停電などで必要な機器の電源が落ちると光回線は利用できなくなります。

光回線の契約をする必要がある

光電話は光電話単独の契約ではなく、光回線の契約をする必要があります

自宅に固定のインターネット回線は不要で固定電話のみが欲しいという方は要注意です。

発信不可の番号がある

光電話では発信不可の番号があります。

光電話で発信不可の代表的な番号は次の通りです。

電話番号サービス名
0170伝言ダイヤル
0180テレゴング/データドーム
0910公専接続

ただ、発信不可となっている電話番号は、現在利用している方は少ないと思いますので、ほとんどの方は不便を感じることはないのではないでしょうか。

光電話を利用するまでの手順

光電話を利用するには以下の手順で進めましょう。

光電話を利用するまでの手順

  1. 光回線の事業者を決める
  2. 光回線の事業者と契約する(電話のオプション契約を忘れずに)
  3. 開通工事必要機器を準備して初期設定を実施)

1. 光回線の事業者を決める

光電話を利用するには光回線の契約が必要です。

そのためご自身の生活環境に最適な光回線事業者を決めましょう。

2. 光回線の事業者と契約する(電話のオプション契約を忘れずに)

光回線事業者が決まれば、契約をします。

光電話のオプションサービスも併せて申し込みましょう。

もし、既に自宅のインターネット回線の契約をしている場合は、光電話のオプションサービスのみ追加で申し込みを実施しましょう。

3. 開通工事必要機器を準備して初期設定を実施)

回線開通工事の日程を決め回線開通工事を実施します。

光回線の接続に必要な初期設定をルータに実施します。

光電話を利用するのに必要なホームゲートウェイと電話機を準備し、初期設定をして機器を接続することで光電話サービスを利用することができます。

光電話はどのような人が利用すべきか?

光電話は以下のような人におすすめできます。

光電話がおすすめな人

  • 光回線をこれから導入する予定(もしくはすでに導入済み)で、固定電話が欲しい人
  • 光回線をこれから導入する予定(もしくはすでに導入済み)で、アナログ電話を利用している人
  • 光回線をこれから導入する予定(もしくはすでに導入済み)で、自宅から固定電話への発信が多い人

自宅で固定のインターネット接続と光電話の両方を利用したい場合に導入するのがよいです。

光回線でのインターネット接続は不要という方は光回線費用が無駄になってしまいあまりおすすめできません。

光電話を利用したい方におすすめの光回線事業者

光回線の選び方はご自身に合った光回線サービスを選ぶのがよいです。

基本的にはスマホとのセット割がある光回線サービスを選ぶのが安価に利用できて良いです。

スマホとのセット割がない格安SIMをお使いの場合は、基本料金が安いGMOとくとくBB光がおすすめです。

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光回線の電話に関してよくある質問

光電話の提供エリアは?

光電話は光回線の提供エリアと同じです。光コラボなら日本全国で利用できます。

光電話でFAXは使えるか?

G3規格のFAX機はひかり電話でも利用可能です。

光電話のみの契約は可能か?

光電話を利用するためには光回線の契約が必須のため、光回線単独での契約はできません。

光電話導入に必要な機器は?

実際に使用する電話機はご自身で準備しましょう。それ以外の光電話対応のホームゲートウェイなどはレンタルすることが可能です。

まとめ

本記事では、光電話の導入を検討している人向けに光電話について紹介しました。

スマホ(携帯電話)の普及に伴い、自宅の固定電話は不要と考えられている方も多いですが、光電話は安価な料金で高品質な電話サービスを利用することができ、メリットもあります。

本記事が光電話への理解を少しでも深めることができたならうれしいです。

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