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光回線工事の内容を解説!自宅に光回線を導入するのに参考になる

「光回線を導入する時の工事ってどんなことをするのか?」

「光回線工事は立ち合いが必要?」

「どれくらい時間がかかるのか?」

自宅に光回線を引くときに必要な工事に関して、上記のような不安に思っていることはありませんでしょうか?

本記事では、光回線工事がどういったケースで必要になるか、光回線工事の内容、手順、注意点などを解説します。

本記事を読むことで、光回線工事に関する疑問や不安はなくなるでしょう。

その結果、光回線を契約する時に感じている不安を少しでも解消できれば幸いです。

本記事で紹介する内容

  • 光回線の工事とは何か
  • 光回線工事の種類
  • 光回線工事のユースケース
  • 光回線工事前にやるべきこと
  • 光回線工事の内容
  • 光回線工事を実施する流れ
  • 光回線工事で注意すべき事項

光回線工事とは?

光回線工事とは、光回線を利用するために実施する工事のことです。

自宅でインターネットをする場合、高速で安定した通信をしたければ有線回線である光回線を使用するのが一般的ですが、その光回線を使用可能にするための工事になります。

なお、光回線には提供している回線事業者によって大きく4つのタイプがあります。

光回線の種類概要説明
フレッツ光NTT東日本/NTT西日本が提供している光回線サービスです。別途プロバイダーと契約が必要です。
光コラボ(光コラボレーション)光コラボ事業者が『光回線(フレッツ光を代理で提供)』と『プロバイダーサービス』をセットで提供しているサービスです。
独自の光回線(ダークファイバー)『光回線(ダークファイバー)』と『プロバイダーサービス』をセットで提供しているサービスです。具体的にはNURO光やauひかりが該当します。
電力系の光回線地域電力会社の関連会社が提供する光回線サービスで、『光回線(電力系の光回線)』と『プロバイダーサービス』をセットで提供しています。

上記のどの光回線の種類でも光回線工事は必要になります。

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光回線工事の種類

光回線工事は立ち合いが必要なケースと立ち合いが不要なケースの2種類があります。

光回線工事の種類

  • 立ち合いが必要な光回線工事
  • 立ち合いが不要な光回線工事

立ち合いが必要な光回線工事

光回線工事には立ち合いが必要となるケースがあります。

立ち合いが必要となるケースの工事は、近くの電柱から自宅まで光回線ケーブルが引きこむ作業を実施します。

それにより自宅で光回線でのインターネットを利用可能になります。

ただし、工事担当者が自宅に来て対応しなければならないため、光回線工事の実施日には自宅にいる必要があります。

立ち合いが不要な光回線工事

光回線工事は立ち合いが不要なケースがあります。

立ち合いが不要なケースは、既に自宅まで光回線ケーブルが引かれていて、自宅内に光コンセントが設置されている場合になります。

光回線工事の内容は、光回線事業者側での回線切り替えなど直接ユーザ側に見えないところで実際されます

光回線工事の実施日に自宅にいる必要はなく、外出していても問題ありません。

また、光回線実施の時間までは明確になっていないケースが多いです。

光回線工事のユースケース

光回線工事の立ち合いが必要なケースと不要なケースは各々どのような場面かを紹介します。

光回線工事で立ち合いが必要なケース

光回線工事で立ち合いが必要なケースは、新規で光回線を導入するケースになります。

新規で光回線を導入する場合は、自宅まで光回線ケーブルが引かれてなく、自宅内に光コンセントが設置されていないからです。

また、利用したことのない光回線(フレッツ光、独自の光回線、電力系の光回線など)を使用する場合も同様です。

例えば、次のようなケースで光回線を使う場合、光回線工事で立ち合いが必要となります。

立ち合いが必要なケースの例

  • 新築の家で新規に光回線を使う
  • 利用したことのない光回線を使う(フレッツ光を使用していたが、独自の光回線に変更する)
  • 集合住宅にまだ光回線が引かれていない(光コンセントがない)

光コンセントとは、自宅内のONU(光回線終端装置)と接続する光回線専用のコンセントで、電柱から自宅に引き込んだ光回線を使ってインターネットを利用するのに必要なものです。

光回線工事で立ち合いが不要なケース

光回線工事で立ち合いが不要なケースは、自宅内に既に光コンセントが設置されているケースになります。

光コンセントが設置されていれば、既に近くの電柱から自宅まで光回線ケーブルが引き込まれています。

例えば、次のようなケースで光回線を使う場合、光回線工事で立ち合いが不要となります。

立ち合いが不要なケースの例

  • フレッツ光から光コラボへ転用する
  • 光コラボから別の光コラボへ事業者変更する

条件によっては立ち会いが必要になる場合もあるため、詳しくは光回線事業者へ確認したほうがよいでしょう。

光回線工事前にやるべきこと

光回線工事の前に準備しておくべきことを紹介します。

光回線工事の前にやるべきこと

  • サービス提供エリアの確認
  • 賃貸物件の場合は管理会社やオーナーに確認
  • 光コンセントやONUの設置場所決め

サービス提供エリアの確認

光回線工事の前にやるべきことの1つ目は、サービス提供エリアを確認することです。

自宅が契約しようとしている光回線サービスのサービス提供エリア外だったら、そもそも光回線サービスが利用できないからです。

フレッツ光や光コラボならNTT東日本/NTT西日本のホームページから確認することができます。

独自の光回線サービスや電力系の光回線サービスは、各々の光回線サービス事業者のホームページから確認することができます。

よって、まずは自宅が対象の光回線サービスの提供エリア内なのかを光回線工事の前に確認しましょう。

賃貸物件の場合は管理会社やオーナーに確認

光回線工事の前にやるべきことの2つ目は、賃貸物件の場合、管理会社やオーナーに光回線工事について許可を取ることです。

賃貸物件でない場合は、特に何もする必要はありません。

建物に穴を開けることになる可能性もあるため、後々、管理会社やオーナーとトラブルにならないようにすべきです。

まずは、

  • 建物に光回線が引かれているのか?
  • 集合住宅の共用部分まで回線が引かれているのか?
  • 集合住宅の共有部分から部屋まで回線が引かれているのか?

などを確認しましょう。

そして確認の結果、光回線が引かれていない場合、光回線工事の許可を取ります。

管理会社やオーナーとトラブルにならないように、賃貸物件の場合は光回線工事の許可を事前にとるようにしましょう。

光コンセントやONUの設置場所決め

光回線工事の前にやるべきことの3つ目は、光コンセントやONU(光回線終端装置)の設置場所を決めることです。

光コンセントの設置場所は自宅内の1箇所のみになり、後から変更するには再度工事が必要になってしまいます。

また、ONUは、光コンセントと同じ場所(部屋)に配置するのが通常です。

よって、光回線工事の前にあらかじめ光コンセントやONUの設置場所を決めておきましょう。

立ち合いが必要な光回線工事の内容

立ち合いが必要となる光回線工事では実際にどのようなことを実施するのかの具体的な内容について説明します。

1. 電柱から光回線ケーブルを引き込む

まず電柱から自宅の建物まで光回線ケーブルを引き込みます。

集合住宅の場合は、いったん共有部分まで光回線ケーブルを引き込み、そこから各部屋まで光回線ケーブルを配線します。

2. 室内の光コンセントの設置

次に自宅の部屋に光コンセントを設置します。

光コンセントを通じて自宅まで引き込んだ光回線ケーブルに接続することができます。

なお、光コンセントには一体型タイプと分離型タイプの2つのタイプがあり、両者に性能の差はなく形状が違うだけです。

3. ONUの設置

最後にONU(光終端装置)を設置します。

そして、ONUと光コンセントを光回線ケーブル(光ファイバーケーブル)で接続します。

これで光回線工事は完了です。

この後、ユーザ側でWi-FiルーターやPCの設定をすることで光回線を使ったインターネット接続が可能となります。

光回線工事を実施する流れ

光回線工事を実施する流れについて説明します。

光回線工事の流れ

  1. サービス提供エリアか確認
  2. 既に該当の光回線が引かれていないか確認
  3. 光回線サービスと工事の申し込み
  4. 光回線工事実施と事後作業

1. サービス提供エリアか確認

利用する予定の光回線サービスがサービス提供エリアかを確認します。

フレッツ光や光コラボならNTT東日本/NTT西日本のホームページから確認しましょう。

独自の光回線サービスや電力系の光回線サービスは、各々の光回線サービス事業者のホームページから確認しましょう。

もし、サービス提供エリア外となっていれば残念ながら該当の光回線サービスを利用することができません。

2. 既に該当の光回線が引かれていないか確認

過去に同じ光回線サービスを利用したことがないかを確認します。

賃貸物件の場合は管理会社やオーナーに確認するとよいでしょう。

もし、過去に同じ回線サービスを利用したことがあれば、既に光回線ケーブルが引き込まれていて光コンセントも設置されている状態になるため、立ち合いが必要な光回線工事は不要となります。

3. 光回線サービスと工事の申し込み

利用する予定の光回線サービスに申し込みを行います。

そのとき、光回線工事も同時に申し込みます。

その後、光回線工事の日程調整を実施することになります。

光回線工事の日程調整の目安は、そのときのサービスの申し込み状況にも依りますが、基本的には申し込み日から1ヵ月以内で調整することになります

4. 光回線工事実施と事後作業

日程調整した光回線工事の日に工事を実施します。

立ち合いのある光回線工事の場合は約1~2時間程度かかります。

立ち合いのない光回線工事は特に工事時間意識する必要はなく、気が付いたら回線切り替えが完了しています。

光回線工事が完了したら、事後作業として、光回線サービスの事業者から展開されている機器設定手順に従って、自宅のWi-Fiルーター、PCやスマホの設定をします。

事後作業まで完了すると、光回線サービスを利用してインターネットに接続することが可能となります。

光回線工事で注意すべき事項

光回線工事で注意すべき事項について紹介します。

光回線工事の注意点

  • 立ち合いの必要有無を事前に把握しておく
  • 繁忙期は工事の日程調整に時間がかかる場合あり
  • 賃貸の場合、管理会社やオーナーに確認
  • 費用の把握

立ち合いの必要有無を事前に把握しておく

光回線工事の注意点の1つは、立ち合いの必要有無を事前に把握しておくべきです。

仮に立ち合いが必要な光回線工事をする場合、工事日に自宅にいる必要があり、平日になる可能性が高いです。

平日は仕事などで家に不在という方も多く日程調整が必要という方も多いと思いますので、あらかじめ立ち合いが必要な光回線工事であることを把握したうえで、工事の日程調整をしたほうが心に余裕ができて良いです。

繁忙期は工事の日程調整に時間がかかる場合あり

光回線工事の注意点の1つは、繁忙期は工事の日程調整に時間がかかる場合がある点です。

通常は、光回線サービスを申し込んでから1ヵ月以内に光回線工事日の日程調整が可能ですが、3~4月のような新生活を始める人が多い繁忙期は工事作業が混雑しています。

そのため、繁忙期は光回線サービスを申し込んでから1ヵ月以上先に光回線工事を実施することになる可能性があります。

繁忙期に光回線サービスを申し込む場合は認識しておくようにしましょう。

賃貸の場合、管理会社やオーナーに確認

光回線工事の注意点の1つは、賃貸物件の場合は管理会社やオーナーに確認しておくことです。

立ち合いありの光回線工事では壁に小さな穴をあけることなるため、管理会社やオーナーに無断で光回線工事をしたことでトラブルにならないように事前に連絡はするようにしましょう。

費用の把握

光回線工事の注意点の1つは、光回線工事の費用を把握しておくことです。

光回線工事の費用は数万円になることが多いため、後で困らないようにあらかじめ必要な費用は把握しておきましょう。

ただ、工事費用はキャンペーンを活用することで実質無料にできることも多く、事前に光回線サービスを選ぶ際に工事費の負担をお得にできるキャンペーンの有無を気にかけておくのも大事です。

まとめ

自宅に光回線を導入する際に必要となる光回線工事について説明しました。

光回線工事がどういったケースで必要になるか、光回線工事の内容、手順、注意点などを解説しました。

本記事で紹介した内容

  • 光回線の工事とは何か
  • 光回線工事の種類
  • 光回線工事のユースケース
  • 光回線工事前にやるべきこと
  • 光回線工事の内容
  • 光回線工事を実施する流れ
  • 光回線工事で注意すべき事項

本記事によって、光回線工事に関する疑問や不安がなくなり、少しでもお役に立てたなら幸いです。

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