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IPv6、IPoE、IPv4 over IPv6などの光回線における高速通信技術について解説!

光回線を検討するときに通信速度を速くする手段として、IPv6、IPoE、IPv4 over IPv6、transix、クロスパスなどの言葉を耳にするかと思いますが、それらは何を意味しているのかを理解していますでしょうか?

ここでは光回線サービスで使用されるIPoEを使用した高速通信実現のための各種サービスが理解できるように整理して解説します。

この記事を読むと以下が理解できるようになります。

IPv4とIPv6の違い
IPoEが高速な通信を可能にしていること
IPv4 over IPv6の役割
代表的な光事業者が提供しているIPv6(IPoE)サービスの種類

IPv4とIPv6の違いは?

インターネットでWebサイトなどに接続する場合、IPアドレスを使用して通信を行います。IPv4とIPv6はIPアドレスの種類を示しています。

IPv4は「192.168.100.101」といった10進数の形式で表現され、実際は32ビットの長さで、約43億(=232)個のIPアドレスを使うことができます。

世界の人口は2023年時点で約80億人であり、すべての機器がネットワークに接続される昨今ではIPv4ではIPアドレスが不足することが問題となっています

一方で、インターネットの創成期からIPv4が使われてきた経緯もあり、現状でもインターネット上のサイトやサービスはIPv4でアクセスできるものが大半で、IPv6に対応したサイトやサービスは多くはありません。

IPv4のサイトやサービスはIPv4でしかアクセスすることができません

IPv6は「2001:DB8:0:0:8:800:200C:417A」といった16進数の形式で表現され、実際は128ビットの長さで、ほぼ無限(=2128)のIPアドレスを使うことができます。

IPv4でのIPアドレス不足の課題を解決する目的でIPv6が開発された経緯があり、今後のインターネットの発展による接続機器の増大にも十分に耐えることができます。

ただ、IPv6ではIPv6に対応したサイトやサービスにしかアクセスすることができません

IPv4は古いもので、IPv6は新しいものということですね。

今のインターネットはIPv4がほとんどだから、IPv6だけでは不都合がありそうなのね。

PPPoE、IPoEとは?

インターネットへ接続する方式として、PPPoEとIPoEがあります。

PPPoEは、従来のインターネット接続方式で、ユーザIDとパスワードによる認証処理を行います

PPPoEは、通信するたびに認証処理が発生することもあり通信が混雑し、IPoEと比較すると速度が遅くなります

IPv4とIPv6の両方でPPPoE方式で接続することが可能で、それぞれ「IPv4(PPPoE)」「IPv6(PPPoE)」と表記したりします。

IPoEは、新しいインターネット接続方式で、自宅に設置しているONU機器などのMACアドレス(使用している機器が一意に特定可能な識別子)を認証情報として使用して接続します

IPoEは、あらかじめ使用する回線が認証された状態になり、PPPoEのように通信のたびに認証処理も発生せず、高速な通信を実現することが可能です。

IPoEはIPv4では利用できず、IPv6のみで利用でき、「IPv6(IPoE)」と表記したりします。

IPv4で利用できないという欠点がありますが、これを解決する手段として「IPv4 over IPv6」という技術があり、「IPv6(IPoE)」での接続でも「IPv4 over IPv6」と併せて使うことでIPv4のサイトやサービスを利用することが可能になります。

IPv6だと通信が速くなるのではなく、IPoEでの接続方式が高速な通信が可能になるんですね。

IPv6(IPoE)で高速な通信ができて、IPv4のサイトやサービスも利用できる方法もあるのね。

IPv6(IPoE)での「IPv4 over IPv6」とは?

IPv6(IPoE)では、IPv6のサイトやサービスは利用できますが、IPv4のサイトやサービスは利用できません。

その欠点をなくす技術として「IPv4 over IPv6」があり、通常の光回線サービスではIPv6でIPoE接続する場合、「IPv4 over IPv6」も同時に提供されています

「IPv4 over IPv6」は、IPv6での通信にIPv4の通信をカプセル化(埋め込みを)する技術です。

IPv6で通信をして、通信経路の途中のインターネットに接続する前にカプセル化されたIPv4の通信に切り替えるイメージになります。

この「IPv4 over IPv6」をIPv6(IPoE)と併用することで、IPv6(IPoE)でIPv4のサイトやサービスを利用することができるようになります。

各社の光回線サービスで提供されているIPv6(IPoE)サービスには大きく以下の種類があります

どのサービスも「IPv4 over IPv6」を併用しており、IPoE接続による速度の恩恵を受けて、どれも高速な通信が可能になります。

IPv6(IPoE)サービス
(IPv4 over IPv6含む)
提供会社通信技術主な光回線サービス
v6プラス日本ネットワークイネイブラー株式会社MAP-Eドコモ光(GMOとくとくBB)
GMOとくとくBB光
BIGLOBE光
transixインターネットマルチフィード株式会社DS-LiteIIJmioひかり
クロスパスアルテリア・ネットワークス株式会社DS-Lite楽天ひかり
IPv6(IPoE)+IPv4高速ハイブリッド・サービスBBIX株式会社4rd/SAMソフトバンク光
OCNバーチャルコネクトNTTコミュニケーションズ株式会社MAP-Eドコモ光(OCN光)

光回線サービスで用意されている高速通信可能なIPv6サービスはIPv4のサイトやサービスも利用できるんですね。

利用者は特に細かいことは気にしないで光回線サービス事業者が用意しているIPv6サービスを利用すればよいのね。

代表的な光コラボ事業者のIPv6(IPoE)対応状況

現在、代表的な光コラボ事業者では、ほぼすべての事業者でIPv6(IPoE)対応のサービスが提供されています

そしてほぼすべての事業者で追加料金なしで利用することができます。

ドコモ光

ドコモ光ではIPv6(IPoE)のサービスが提供されています。

ドコモ光ではプロバイダによって提供されるIPv6(IPoE)のサービスが異なります。

光回線サービスIPv6(IPoE)サービス名料金サービス分類
ドコモ光(GMOとくとくBB)v6プラス無料v6プラス
ドコモ光(OCN光)IPoE通信無料OCNバーチャルコネクト
ドコモ光

ソフトバンク光

ソフトバンク光ではIPv6(IPoE)のサービスが提供されています。

ソフトバンク光では「IPv6(IPoE)+IPv4高速ハイブリッド・サービス」の形態でサービスが提供されています。

光回線サービスIPv6(IPoE)サービス名料金サービス分類
ソフトバンク光IPv6高速ハイブリッド IPv6 IPoE + IPv4無料IPv6(IPoE)+IPv4高速ハイブリッド・サービス
SoftBank光キャンペーン

楽天ひかり

楽天ひかりではIPv6(IPoE)のサービスが提供されています。

楽天ひかりでは「クロスパス」の形態でサービスが提供されています。

光回線サービスIPv6(IPoE)サービス名料金サービス分類
楽天ひかりIPv6(クロスパス)無料クロスパス
【楽天ひかり】

GMOとくとくBB光/GMOとくとくBB光mini

GMOとくとくBB光/GMOとくとくBB光miniでは、IPv6(IPoE)のサービスが提供されています。

GMOとくとくBB光/GMOとくとくBB光miniでは、「v6プラス」の形態でサービスが提供されています。

光回線サービスIPv6(IPoE)サービス名料金サービス分類
GMOとくとくBB光v6プラス無料v6プラス
GMOとくとくBB光miniv6プラス無料v6プラス
シンプルに安い速いGMOとくとくBB光!

BIGLOBE光

BIGLOBE光ではIPv6(IPoE)のサービスが提供されています。

BIGLOBE光では「IPv6オプション(v6プラス互換)」の形態でサービスが提供されています。

光回線サービスIPv6(IPoE)サービス名料金サービス分類
BIGLOBE光IPv6接続(IPoE方式)無料IPv6オプション(v6プラス互換)
【公式】ビッグローブ光

IIJmioひかり

IIJmioひかりではIPv6(IPoE)のサービスが提供されています。

IIJmioひかりでは「transix」の形態でサービスが提供されています。

光回線サービスIPv6(IPoE)サービス名料金サービス分類
IIJmioひかりIPoEオプション無料transix
IIJmioひかり

今はどこのIPv6(IPoE)サービスも無料で提供されているのですね。

IPv6(IPoE)対応ルータ

IPv6(IPoE)サービスを利用するには対応する機器(ルータ)を用意する必要があります

そのため、該当するIPv6(IPoE)サービスに対応している機器(ルータ)かどうかを確認したうえで機器(ルータ)を準備しましょう

例えば、楽天ひかりの場合、「クロスパス」に対応した機器かどうかを確認しましょう。

光コラボ事業者が提示している推奨ルータやレンタル対象となっているルータを選択するでもOKです。

まとめ

今回、光回線サービスで使用されるIPoEを使用した高速通信実現のための要素技術やサービス種別について紹介しました。

利用者視点だけで考えると、光コラボ事業者が提供しているサービスに対応した機器(ルータ)を準備さえすれば、追加料金なく高速な通信サービスを利用することが可能となります

光回線を快適に利用するためには、IPv6(IPoE)対応は必須で導入したほうがよいと考えており、本記事が少しでも皆様の導入の手助けになれば幸いです。

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