- プロバイダとは何か?
- プロバイダの役割は何?
- インターネットをする場合、プロバイダと契約は必須なのか?
このような疑問を解決することができます。
自宅でインターネットをする場合、プロバイダと契約する必要がありますが、そのプロバイダの役割や必要性、プロバイダをどのように選べば良いのかなどを解説します。
本記事で紹介する内容
- プロバイダとは何か?
- プロバイダの必要性
- 光回線のプロバイダの契約形態
- 光回線のプロバイダ契約で光コラボを選ぶメリット
- 光回線のプロバイダ契約で光コラボを選ぶ際の注意点
- 光回線プロバイダの選び方
本記事を通じて、プロバイダに対する理解を深めていただき、インターネット環境を整える手助けとなれれば幸いです。
プロバイダとは?
プロバイダとは、光回線をインターネットに接続するために必須の事業者です。
プロバイダの大きな役割はインターネット接続に必要なグローバルIPアドレスをユーザに払い出すことです。
そして、ユーザは払いだしたグローバルIPアドレスを使ってインターネットに接続することが可能となります。
つまり、光回線を使ってインターネット接続する場合、プロバイダとの契約は必須となります。
光回線事業者とは?
光回線事業者とは、インターネットに接続するための光回線を提供する事業者です。
光回線は、光ファイバーを使ってデータを送受信することができる通信回線で、NTT東日本/NTT西日本が提供しているフレッツ光がその代表例です。
光回線でインターネットに接続するためには、プロバイダだけでなく光回線事業者との契約も必須となります。
プロバイダの必要性
インターネット接続には光回線だけでなくプロバイダも必要です。
光回線のみ契約してプロバイダと未契約だと、インターネットに接続することはできません。
そのため、光回線でインターネット接続する場合は、光回線だけでなくプロバイダとの契約も必須となります。
光回線のプロバイダの契約形態
光回線のプロバイダの契約形態には2パターンあります。
今は光回線だと契約が一体型になっているケースが多いため、プロバイダと契約していることを意識していない方もいらっしゃるかもしれません。
ただ、光回線を利用するためには光回線とプロバイダの両方との契約が必要です。
回線事業者がプロバイダと一体型
光回線のプロバイダの契約形態の1つは、回線事業者がプロバイダと一体になっている形です。
この場合、回線事業者がプロバイダ機能と光回線の両方を提供します。
そのため、ユーザは1つの回線事業者と契約するだけで光回線を使ったインターネットを利用することができるようになります。
ただし、光コラボのドコモ光のようにプロバイダを別に選ぶことができる光回線サービスもあります。
回線事業者とプロバイダが別々
光回線のプロバイダの契約形態の1つは、回線事業者とプロバイダが別々になっている形です。
この場合、ユーザは回線事業者とプロバイダの両方で契約をして初めて光回線を使ったインターネットを利用することができるようになります。
代表的な例は、NTT東日本/NTT西日本のフレッツ光を使ったサービスです。
フレッツ光の場合はプロバイダは別で契約する必要があります。
光回線のプロバイダ契約で光コラボを選ぶメリット
光回線のプロバイダ契約は光コラボを選ぶのが無難です。
ここでは、光回線のプロバイダ契約で光コラボを選ぶメリットを紹介します。
プロバイダ単独での個別契約が不要
光コラボを選ぶメリットの1つは、プロバイダ単独での個別契約が不要という点です。
光コラボにすることで、光回線事業者とプロバイダ事業者を意識して別々に契約する必要はなくなります。
光コラボ事業者とだけ契約することで、光回線とプロバイダの両方の契約ができ、インターネットを利用することができます。
光コラボ事業者が窓口となって毎月の支払いや問い合わせ窓口の対応をしてくれる点も一体型である光コラボのメリットと言えるでしょう。
日本全国で利用できる
光コラボを選ぶメリットの1つは、日本全国で利用できるという点です。
光コラボが提供する光回線はNTT東日本/NTT西日本のフレッツ光の光回線を利用しており、サービス提供エリアは日本全国になります。
独自の光回線(ダークファイバー)や電力系の光回線では、サービス提供エリアが一部地域限定だったりする場合が多いです。
一方、光コラボのサービス提供エリアは日本全国で利用することが可能です。
別々の契約より料金が安い
光コラボを選ぶメリットの1つは、プロバイダと光回線を別々の契約にするより料金が安くなるという点です。
これは光コラボ事業者が回線とプロバイダをセットで提供して余計な経費を削減することで安い価格での提供が可能となっているからです。
また様々な会社が光コラボのサービスを提供することで価格競争が起こっていることも要因の1つです。
NTT東日本/NTT西日本のフレッツ光の料金と比較するとプロバイダ料金も含めると、光コラボの場合の方が料金が安くなるというのは光コラボの大きなメリットの1つです。
スマホとのセット割がある
光コラボを選ぶメリットの1つは、スマホとセット割があるという点です。
特に大手の光コラボ事業者にはスマホとのセット割があり、それにより毎月の料金を安くすることが可能です。
基本的にはスマホとのセット割がある光コラボサービスを選ぶのが料金的にもお得になります。
スマホキャリア | 光回線サービス | セット割の値引き額 | 【参考】光回線の基本料金(※) | 【参考】値引き後(※) |
---|---|---|---|---|
NTTドコモ | ドコモ光 | 1,100円/月 | 4,400円/月 | 3,300円/月 |
au | auひかり | 1,100円/月 | 4,180円/月 | 3,080円/月 |
ソフトバンク | ソフトバンク光 | 1,100円/月 | 4,180円/月 | 3,080円/月 |
UQモバイル | auひかり | 1,100円/月 | 4,180円/月 | 3,080円/月 |
UQモバイル | ビッグローブ光 | 1,100円/月 | 4,378円/月 | 3,278円/月 |
ワイモバイル | ソフトバンク光 | 1,188円/月 | 4,180円/月 | 2,992円/月 |
ビッグローブモバイル | ビッグローブ光 | 220円/月 | 4,378円/月 | 4,158円/月 |
DTI SIM | DTI光 | 165円/月 | 3,960円/月 | 3,795円/月 |
IIJmio | IIJmioひかり | 660円/月 | 4,356円/月 | 3,696円/月 |
光回線のプロバイダ契約で光コラボを選ぶ際の注意点
光回線のプロバイダ契約で光コラボを選ぶ際の注意点について紹介します。
スマホとのセット割の有無を確認する
光コラボを選ぶ際の注意点の1点目は、スマホとのセット割の有無を確認することです。
スマホとのセット割を適用した方が毎月の料金がお得になるケースがほとんどだからです。
よって、まずは自分の使用しているスマホの事業者のセット割の有無を確認するようにしましょう。(こちらの一覧を参照)
サービス提供エリアか確認する
光コラボを選ぶ際の注意点の2点目は、サービス提供エリアか確認することです。
光コラボが使用しているフレッツ光のサービス提供エリアは日本全国ですが、特定の地域や特定のマンションによっては利用できない可能性があるためです。
よって、まずは自分の住んでいる住所でサービス提供可能かを確認するようにしましょう。
キャンペーンの有無を確認する
光コラボを選ぶ際の注意点の3点目は、キャンペーンの有無を確認することです。
新規に光回線を導入したり乗りかえたりする場合、工事費や乗り換え時の違約金が発生する可能性があります。
キャンペーンの内容によっては、工事費や乗り換え時の違約金の費用をキャッシュバックしてくれる場合があります。
初期に発生する工事費や違約金を補填できるキャンペーンがあればお得に光コラボのサービスを始めることができます。
よって、毎月の料金だけを意識するのではなく、キャンペーンの内容を確認してお得に光コラボを導入するようにしましょう。
光回線プロバイダの選び方とおすすめの光回線サービス
どのようにして光回線のプロバイダを選べばよいのでしょうか?
それは、今利用しているスマホのキャリアを元に最適な光コラボを選ぶのが良いです。
以下の表は今利用しているスマホのキャリアからおすすめの光回線サービスをまとめたものですので、参考にしてください。
今利用しているスマホキャリア | おすすめの光回線サービス | 公式サイトへのリンク |
---|---|---|
NTTドコモ | ドコモ光 | |
au | auひかり | |
ソフトバンク | ソフトバンク光 | |
UQモバイル | auひかり/ビッグローブ光 | |
ワイモバイル | ソフトバンク光 | |
ビッグローブモバイル | ビッグローブ光 | |
DTI SIM | DTI光 | |
IIJmio | IIJmioひかり | |
上記以外のキャリア(格安SIM含む) | GMOとくとくBB光 |
まとめ
本記事では光回線のプロバイダについて解説しました。
プロバイダの役割や必要性、プロバイダをどのように選べば良いのかなどを紹介しました。
本記事で紹介した内容
- プロバイダとは何か?
- プロバイダの必要性
- 光回線のプロバイダの契約形態
- 光回線のプロバイダ契約で光コラボを選ぶメリット
- 光回線のプロバイダ契約で光コラボを選ぶ際の注意点
- 光回線プロバイダの選び方
本記事を通じて、プロバイダに対する理解を深めることができ、インターネット環境を整える手助けとなったなら幸いです。