- eSIMに興味がある人
- 楽天モバイルに興味がある人
このような人向けに、筆者が実際楽天モバイルのeSIMを使った時の体験談を共有します。
筆者は以前楽天モバイルを使用していたのですが一度解約して、2年ぶりくらいに再度使用する機会があったので使ってみました。
本記事では、楽天モバイルのeSIMの設定方法、楽天モバイルのeSIMを使った感想などを紹介します。
本記事で紹介する内容
- eSIMとは?
- 楽天モバイルのeSIM導入手順
- 筆者のeSIM導入体験談
- 楽天モバイルのeSIMを使ってみた感想
- 楽天モバイルの特徴
これによって、楽天モバイルのeSIMの導入方法や現状について理解を深めることができるでしょう。
eSIMとは?
eSIMとは、Embedded SIMの略で、スマホに内蔵された本体一体型のSIMのことです。
そのためeSIMの場合、物理的なSIMをスマホを本体に入れる必要はありません。
eSIMは、契約者情報の書き換えがオンラインで実施でき、端末からSIMを取り出すことなく通信キャリアの変更が可能です。
eSIMのメリット
eSIMのメリットは、オンラインで手続きが完了できることです。
わざわざ物理SIMの受け取りをする必要がなく、手続きも早く完了できます。
eSIMのデメリット
eSIMのデメリットは、スマホに物理SIMを入れる必要がない代わりに、スマホにQRコードを読み込みなどしてeSIMのプロファイル情報を入れる必要がある点です。
また、機種変更時にeSIMの再発行が必要となる点もデメリットとなります。
楽天モバイルのeSIM導入手順
楽天モバイルのeSIM導入手順を紹介します。
楽天モバイルのeSIM導入手順
- スマホ準備
- 申し込み
- 設定
1. スマホ準備
まずは使用するスマホを準備します。
準備するスマホは、楽天モバイルで対応しているeSIM対応済み製品かを楽天モバイルの公式ページで確認しましょう。
大手キャリア(NTTドコモ、au、SoftBank)で使用していたスマホの場合は、SIMロックがかかっている可能性があります。SIMロックの有無を確認し、必要であればSIMロック解除の手続きをしておきましょう。
3. 設定
楽天モバイルのWebから初期設定用QRコードを表示させ、スマホに読み込ませることでeSIMのプロファイル情報の設定が完了します。
QRコードはスマホとは別のPCなどで表示するようにしましょう
筆者の楽天モバイルのeSIM導入体験談
筆者の楽天モバイルのeSIM導入体験談を紹介します。
元々、筆者は2022年7月まで楽天モバイルを使用していました。
しかし、2022年7月以降は楽天モバイルでの料金プランが変わったため、解約しました。
当時、1GB以下が無料だったので楽天モバイルをサブ回線として使用していました。
今回、楽天モバイルを再度利用することになったのですが、経緯とその時の導入手順を参考までに共用させていただきます。
再度、楽天モバイルを使用するようなった経緯
筆者が再度楽天モバイルを使用するようになったのは、楽天グループの株主優待で、『「楽天モバイル」音声+データ通信(30GB)1年間無料』があったからです。
また、普段使用中のスマホは『Pixel7 Pro(eSIM対応でDual SIM対応)』だったため、サブ回線として楽天モバイルのeSIMを試すのにちょうど良いと思ったからです。
2024年12月に再度楽天モバイルを利用することになったのですが、2年前はプラチナバンド対応はされておらず電波の改善具合など興味がありました。
プラチナバンドとは?
プラチナバンドとは、スマホ(携帯電話)を利用する電波の周波数帯が700MHz~900MHzのことです。
プラチナバンド以外のスマホ(携帯電話)の電波は、1.5GHz以上の高い周波数帯となっています。
プラチナバンドの電波は、低い周波数帯のため、障害物を回り込みやすく建物内などでも安定して通信することが可能です。
楽天モバイルのeSIMを導入した手順
筆者が導入した楽天モバイルのeSIMは株主優待のものです。
そのため、通常のものとは多少違いはありますが、手順自体はほぼ同じなので参考にはできると思います。
楽天モバイルのeSIM導入手順
- スマホ準備
- 申し込み
- 設定
1. スマホ準備
スマホは使用中のスマホ(Pixel7 Pro)をそのまま使うことにしました。
楽天の公式ホームページにも対応済み機種にありました
2. 申し込み
株主優待を利用したので、株主優待の申し込み後にQRコードが付いた紙が送られてきました。
その後、株主優待のeSIMの利用開始が可能である連絡がきました。
3. 設定
設定は、手順書通りに実施して簡単にできました。
- まずスマホの設定で、『SIMを追加』を選択します。
→途中、事前に送られてきたeSIMのQRコードを読み込みます
→『電話』、『テキストメッセージ』、『モバイルデータ』で各々優先するSIMを決めます。(Dual SIMになるため)
- 次に楽天モバイルの音声アプリをインストールします
私は株主優待だったので『Rakuten Link Office』でしたが、通常は『Rakuten Link』になります。電話はこのアプリを使うことで通話が無料になります。
設定作業はわずか5分程度で完了して、すぐに楽天モバイルのeSIMが使えるようになりました。
楽天モバイルのeSIMを使ってみた感想
実際に楽天モバイルのeSIMを使った個人的な感想を紹介します。
以前(2021~2022年頃)使用していた時の感想
以前(2021~2022年頃)使用していたときは、
- 通信速度は悪くない
- 建物の中など圏外となる(or 電波が弱くなる)場所が多い
という印象でした。
正直、時々圏外になるというのが非常にストレスに感じていました。
今回(2024~2025年)使用した感想
今回(2024~2025年)使用した感想としては、
- 通信速度は悪くない
- 以前、圏外だった(or 電波が弱かった)場所の電波が良くなっていた
です。
今のところ以前のように圏外になってスマホが使えずにストレスになることはありません。
これは2024年6月からのプラチナバンド導入の影響が大きいのかと思います。
引き続き、気になった点があれば追記します
通信速度も世間的な評判でも以下の通り、悪くありません。
楽天モバイル | |
通信速度(※1) | 平均Ping値: 48.49ms 平均ダウンロード速度: 191.38Mbps 平均アップロード速度: 40.72Mbps |
楽天モバイルの特徴
楽天モバイルは、大手キャリアとは思えないほどシンプルなプランのみで格安SIMサービス並みの安さでサービスを提供しています。
楽天モバイルの料金プランは「楽天最強プラン」の1つのみです。
楽天モバイル | |
月額料金(データ容量) | ●楽天最強プラン 0~3ギガ:1,078円(税込) 3~20ギガ:2,178円(税込) 20ギガ以上:3,278円(税込) |
また、楽天モバイルの主な特徴としては以下になります。
もし楽天モバイルに興味がありましたら以下の公式ページをご確認下さい。
まとめ
実際に楽天モバイルのeSIMを使った時の体験談を紹介しました。
筆者の場合は、株主優待のeSIMということで少し特殊でしたが、一般の申し込みでも参考にできる部分はあるかと思っています。
もし、本記事が楽天モバイルのeSIMを利用するにあたり参考なったのなら幸いです。